エステサロンとはほどよい距離を

エステサロンとはほどよい距離を

 

エステサロンは自分がきれいになっていく実感がわく、素敵な場所です。

 

しかし頻繁に通うべき場所ではありません。

 

エッセイストの横森理香さんは年上の男性と内縁関係に合った時期、エステ依存に陥っていた経験を素直に告白していますし、それを元に「エステマニア」という作品を発表しています。

 

彼女自身はエステに頻繁に通っていた頃、自分がきれいになるために通っているのではなく、「孤独」を埋めるための相手がエステティシャンしかいなかったことに愕然とした、と語っています。

 

また「エステマニア」の主人公は、どんどん「自分磨き」のはずが、「自分削り」へとエスカレートしていき、自分が本当に求めているものを見失い始めます。

 

これはエステサロンと自分がほどよい距離をつかめず、エステという場を逃げ場にして、バランスをくずしていく物語でもあります。

 

 

あくまでもリフレッシュの場

 

 

逆にエステサロンとほどよい距離をキープしているのは

 

「どうせ年を取るなら、キレイに年を取りたい(いや、正直にいえば、この発想もNGです。なぜなら、自分で美しく年齢を重なる、という重要なポイントを放棄しているからです)」

 

とエステサロンに通っているエッセイマンガ家である藤臣柊子さんです。

 

彼女は自分の予定を狂わせてまで通うことはありません。忙しさで通えないでいると、ジョーク混じりにエステティシャンに

 

「またー、無理させてたでしょう!」

 

と叱られるのだそうです。

 

事実、これくらいの距離感は欲しいところです。

 

エステサロンに通うことだけが生活の中心になるのは、間違いです。あくまでもリフレッシュの場であり、自分では出来ないお手入れをお願いする場です。

 

そこをポイントに通うことを義務にしないようにしましょう。

 

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